仏前式とは?費用や結婚式の流れについて解説

仏前式とは

日本古来の挙式スタイルとして、近年でも一定のニーズがある仏前式。同じ和風の結婚式である神前式よりも、伝統やマナー重んじた雰囲気で、ふたりの”縁”と家族への”感謝”を強く感じることができます。

このページでは、仏前式の特徴や費用、衣装や流れについて解説。由緒ある仏前式の魅力を知り、挙式のイメージを膨らませましょう。

仏前式とは?

寺院で行なう仏教スタイルの結婚式が、仏前式(読み方 : ぶつぜんしき)です。費用は10〜20万円前後で、服装は新郎新婦ともに和装するのが一般的。
仏前式費用服装

仏前式とは、仏様の前で挙げる結婚式のこと。仏教の教えに則り、前世からの因縁で夫婦になるふたりが先祖に感謝し、仏前で結婚の報告を行います。

自分が信仰している宗派の寺院や菩提寺で行なう場合が多いですが、設備があれば結婚式場やホテルで挙げることも可能です。

仏前式の挙式の費用は、10万円〜25万円ほど。これに衣装代や写真撮影代などのオプション費用が加わります。衣装レンタル料を合わせても、一般的なチャペル式や神前式に比べると費用は安くなるケースが多いですね。

仏前式の新郎新婦の服装は和装が基本。花婿は紋付羽織袴を、花嫁は白無垢が一般的です。

列席者は親族のみというのが原則です。友人や会社の同僚は挙式には参加できず、披露宴のみとなります。列席者の衣装は、チャペル式で着るような洋装でも問題ありません。数珠が必須なため、忘れないよう持参しましょう。

仏前式の流れ

仏前式の一般的な流れを紹介します。宗派によって進行に違いがあるので注意。本来仏前式では結婚指輪の交換は行われていませんでしたが、時代の流れから近年では行なうことも可能。希望する場合は念のため事前に会場に確認しておきましょう。また、挙式中の30〜40分間は正座が基本姿勢となります。
仏前式流れ

1.入場

先に両親と親族が、お寺の堂内に入場。その後、媒酌人、新郎新婦、僧侶の順に入場します。

2.敬白文朗読(けいびゃくもんろうどく)

僧侶が、仏様と先祖にふたりの結婚を報告します。

3.念珠の授与

僧侶から新郎新婦へ、結婚の証となる数珠を授けます。

4.結婚指輪の交換

新郎から新婦へ、新婦から新郎へと指輪を交換します。

5.司婚(しこん)の儀

新郎新婦が誓いの言葉を読み上げます。その後、僧侶が参列者へ結婚が成立した旨を宣言します。

6.焼香

新郎、新婦の順に焼香し、合掌します。

7.式杯

お神酒(おみき)を飲み交わして夫婦の契りを結びます。新郎新婦が盃を交わしたあと、列席者が親族固めの杯を飲み交わします。

8.法話

僧侶から新郎新婦へお祝いの言葉と法話を述べます。

9.退場

合掌・礼拝して退場します。