結婚式乾杯挨拶の作り方とスピーチ例

結婚式の乾杯挨拶は、事前に新郎新婦からお願いされている場合はきちんとスピーチ内容を考えておくのが基本です。また、司会者に指名されてから乾杯の発声までをリアルにイメージすることで当日の成功を後押しします。

このページでは、乾杯挨拶のスピーチを作るにあたって、目安の所要時間や当日の所作、例文などを紹介。正しい振る舞いとポイントを押さえた乾杯挨拶で新郎新婦の門出をお祝いしましょう!

結婚式乾杯挨拶の所要時間とコツ

結婚式の乾杯スピーチは、1分前後で簡潔に行うのが基本。出席者全員が「乾杯!」のタイミングを掴めるよう配慮するのもポイントです。

乾杯の挨拶中は、会場の皆はグラスを手に持った状態でスピーチを聞いています。そのため、冗長なスピーチはNG。目安としては1分〜1分30秒程度の挨拶としましょう。文字数にすると原稿用紙1枚未満の、300文字程度です。

失敗しないためのコツとしては、必ずゲスト全員が同時に発声できるよう「乾杯」のタイミングを分かりやすくすることです。「それではご結婚、おめでとうございます!」では聴衆側としては乾杯していいのか迷う可能性があるので、ストレートに「乾杯!」と言うのがオススメ。

「ご唱和をお願いします」や「それでは」といった前置きをした後に「乾杯!」と言うと参加者全員がタイミングを合わせられます。

結婚式の乾杯、指名からスピーチ終了までの流れ

乾杯の挨拶は、起立してからスピーチを終えて着席するまで全ての動作を美しくあるよう意識しましょう。また、堂々とした立ち居振る舞いは自身の緊張を和らげる効果があります。

結婚式の乾杯挨拶では、スピーチ内容はもちろんですが、名前を呼ばれてから乾杯を終えて着席するまでの所作も大事です。以下の一連の流れを把握しておき、堂々とした振る舞いを心がけましょう。

①司会者から名前を呼ばれたら、さっと立ち上がり一礼します。男性はこのときジャケットのボタンを落ち着いた動作で留めましょう。

②スタッフの誘導のもと、マイクの前まで歩きます。背筋を伸ばし、下を向かず堂々と歩きましょう。

③マイクの前に立ったら、まずは新郎新婦が座る高砂に向かって一礼、その後会場全体にお辞儀しましょう。

④挨拶(スピーチ)を始めます。

話し始める前に、会場の全体像を把握するように、ゆっくり目線を左奥から右奥へ見渡しましょう。緊張が和らぎ、落ち着いて話しやすくなります。

⑤乾杯の発声後は、拍手が起こります。再び新郎新婦と招待客へ一礼し、自分の席へと戻りましょう。

⑥着席前に、もう一度軽くお辞儀してから座ります。

結婚式乾杯スピーチの作り方

結婚式の乾杯は、形式的な流れというものが決まっています。その流れをベースに、自分なりのエピソードを盛り込みましょう。

スピーチ内容の大まかな流れは以下のものが一般的です。

①まずは新郎新婦とご両家へお祝いの言葉を述べます。「○○君、○○さん、ご結婚おめでとうございます。」のような形式的なものでOK。冒頭なので特に声の大きさなどを意識しましょう。

②自己紹介をします。年長者や先輩への配慮として、「僭越(せんえつ)ではございますがご指名いただきましたので、乾杯の音頭を取らせていただきます。」と述べるのがマナー。

③新郎新婦とのエピソードを話します。指名してもらったことの意味を受け止め、自分だからこそ話せる逸話を考えましょう。

④はなむけの言葉と乾杯の発声をします。ここまでの流れで上手くできなかったことがあったとしても、最後はビシっと決めましょう。声高らかに「乾杯!」と発することができれば全て上手く収まります。本当です。

結婚式乾杯挨拶の例

乾杯の挨拶は、形式も大事ですが何より重要なのは心から二人の門出を祝福する気持ちです。上司や先輩の立場なら新郎新婦の仕事ぶりから垣間見える魅力を伝え、友人としての立場なら貴重な思い出の中からお祝いの気持ちを伝えましょう。

「隆史君、理恵さん、ご結婚おめでとうございます。ご両家の皆様方におかれましても心よりお祝い申し上げます。

ただ今ご紹介にあずかりました、新郎の隆史君と同じ職場の竹井と申します。僭越ではございますが、ご指名いただきましたので、乾杯の音頭を取らせていただきます。

隆史君がまだ新入社員の頃から、先輩として、隆史君の成長を見て参りました。最初は右も左も分からなかった隆史君ですが、持ち前の努力とセンスで実力を発揮し、最近ではなくてはならないわが部署のエースです。そして本日、理恵さんという素晴らしい女性と、新しい人生を歩き出すということで、私も嬉しさで胸がいっぱいです。

隆史君、理恵さん、今日は本当におめでとう。二人で幸せな家庭を築いてください。それでは、ご両家のますますのご繁栄と新郎新婦の末永いご幸福を祈念致しまして、乾杯したいと思います。

みなさま、ご唱和お願いいたします。乾杯!」